インタビュー

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対話を大切にした医師が、診察からお薬の受け渡しまで対応します

ご年配の患者さまも多いので、会話を密にとるようにしているほか、診療の最後には声をかけるようにしています。また、お薬に関しても当院でしっかり受け渡しの管理ができるように院内処方に対応しています。

循環器を専門にされたきっかけやエピソードなどがありましたら教えてください。

大学に入る前から救急医療に興味があり、卒業後は人の生死の境に直面したときでもしっかりと診断できるように麻酔科を選びました。麻酔科は救急医療において、肺や心臓などの手術の進行を管理する大切な役割があると考えます。

手術で全身麻酔をする際は呼吸器を機械で管理しますが、心臓の動きは目でしっかりと確認することが必要です。そのため、手術中に心臓がとまったり重大な不整脈があったりしても対応できるように、循環器内科に勤務し経験を積みました。

日々の診療の中で特に気をつけていることは何ですか?

患者さまが話しやすい雰囲気づくりに気を付けています。話したいことがあっても、なかなか言いづらいこともがあるので、診療の最後には「何か質問はございませんか?」と一声かけるように心がけていますね。

院内処方を取り入れた理由は何ですか?

もともと先代からおこなっていましたが、患者さまへのメリットを考え、これまで続けていますね。院内処方は、お薬の飲み合わせのチェックが医師の管理のもとできますし、医療費の負担も減ります。また、お薬が院内にあるため、急な体調不良のときでも柔軟に対応することができます。

生活習慣病の治療や予防で気をつけるべきポイントはありますか?

病気の種類によって違いますが、お薬はきちんと飲んだ方が良いですね。お薬を飲む間隔があいてしまうと、せっかく治療をしているのに状態が悪化してしまうおそれがあります。

また、生活習慣病にならないように普段の生活から食事のバランスを考え、適度な運動をしていただくことも大切です。あと、タバコは身体への害がありますので、禁煙することをおすすめしますね。

院内空間でこだわっているところはどんな点ですか?

インフルエンザなどの感染症が広まらないように、感染症の患者さま用に別の診療室を設けていることですね。また、空気清浄器を置き、清潔な環境を維持できるよう努めています。